東京は月に3回から5回程度出張しています。
関東方面はそれにあわせての出張買取も可能ですので、東京都内、千葉県西部、埼玉県全域、神奈川県全域、静岡県全域、山梨県全域の方、ぜひ、お気軽にご連絡ください。
大量の場合は全国どこにでも出張しています。
昨年は秋田県にもお伺いさせて頂きました。
さて、今回の東京の最初の目的は東京古書会館で毎週金曜日に開催されている明治古典会。
古書組合の組合員しか参加できない業者市です。
こちらは古書全般、趣味の本、版画、美術品などが出品されます。
全国のトップクラスの古本屋が集まる場所だけに、情報交換もさせてもらえますし、現在の相場も勉強できます。
買取のご依頼の際、エーブックだけでは買いきれないような場合が出てきても、こういったところで培った古本屋の同業者の方のネットワークを利用して、買取をさせてもらうことができるというわけです。
夕方は2つ目の目的である南部支部の入札会へ。
せっかく、名古屋から東京に行くのですから、やれることは何でもやりたい。
ということで、五反田で開催の東京古書組合南部支部の毎月第二土曜日に開催の入札会に参加。
こちらはもう十年以上参加させてもらうこともあって、顔なじみが多く、お手伝いもさせてもらっています。
今回は荷物が少なめでしたが、私が最も得意とする昭和アイドルの熱いところが出ていたので興奮でした。
東京出張の楽しみはどこのホテルに宿泊するかだったりもします。
好奇心が強い私は定宿はつくらず、いつも違ったホテルに宿泊。
今回は、お台場の国際展示場の近くにあるホテルサンルート有明。
キレイなホテルで、ゆっくりできました。
翌日は今回の3つ目の目的である毎日オークションに参加。
こちらは一般の方も会員登録すれば参加できる美術品のオークションです。
草間彌生、アンディ・ウォーホル、伊東深水、棟方志功などの作品は毎回熱いバトルが繰り広げられます。
少し前に裁判ウォッチャーが趣味というのが流行ったように、私もまだ日は浅いですが、オークションハウスウォッチャーになりつつあります。
自分の古本屋としての勉強という意味もありますが、落札価格が決まっていくドラマがなんとも見ていて楽しいのです。
今回は鈴木英人、テッド・タナベの作品にパドルをあげようと考えていたのですが、すぐに自分の希望価格よりも高くなってしまい、あきらめてしまいました。残念。
美術作品の中に手塚治虫の直筆イラスト(リボンの騎士とユニコ)というものが出ていて驚きました。
鳥山明とか高橋留美子も出たりするのかな。
マイケル・ジャクソンのJULIEN’S AUCTIONSのカタログはカタログだけで高値取引されていたりしますので、いずれ、モモクロやAKB48だけのオークションも出てくるかもしれませんね。
2時間弱、オークションハウスウォッチをしたあと、南部支部の入札に行き、開封のお手伝いをしながら、相場の勉強。
落札した荷物を車に乗せ、名古屋に向かって車を走らせました。
帰り道は、おねだりマスカットのDVDを鑑賞しながら。
なんでこんな面白い番組終わっちゃったんだろう。残念です。