久しぶりにツタヤに行き、DVDを借りてきて観賞しました。
借りたのは最近キーワード録画しているしくじり先生とソロモンの偽証です。
大好きな宮部みゆき原作の映画化だけに映画館に見に行きたかっのですが、前編後編とあったので、どちらかだけ見逃したらいやだなぁと今回のDVDになってしまいました。
あまり内容を書いてしまってはネタバレになってしまうので、遠慮しておきますが、一言でいえば、映画館に行けば良かったぁと思いました。
どうしてもDVDだと集中しきれずに他事しながらの観賞になってしまいます。
それではもったいない、後から意味がわからなくなる伏線がたくさんある。
何より、映像として素晴らしいシーンがいくつもありました。
主演をつとめた藤野涼子、これがデビュー作だそうで、早乙女愛のように役名をそのまま芸名としてもらったそうで、彼女の存在感が素晴らしかったです。
撮影も藤野涼子の何も言わない表情だけのシーンが多く、印象に残りました。
大騒ぎする同級生たちの中でひとり真実を見極めようと凛とした表情はおとなもしびれます。
そしてもうひとり同じように表情で物語をつくっていたのは三宅樹里役の石井杏奈。
ニキビが目立ついじめられ、性格が歪んだ女の子の役なのですが、ものすごい存在感がありました。
ついつい気になり調べてみたところ、映画「ガールズステップ」では主演をつとめるほどの役者経験がかなりある人で、Wikipediaによるとダンサー、E-girlsとなっています。
えっ?! ですね。
そんな激しくカッコよくダンスするような感じにはとても思えなかったです。
脇役をつとめるキャストも個性的で良かったですね。
黒木華はももクロの映画「幕が上がる」でも同じ教師役でしたが、とても同一人物とは思えなかった。
塚地武雅、永作博美もはまっていました。