現在、発売中のCanCam2021年3月号が完売。
プレミアム価格で中古市場で売買されています。
プレミアムがついている理由は表紙の右上にあるドラえもん✕GUCCIのコラボノートの付録。
雑誌の定価は850円ですが、コラボノートだけで2500円で売買されている状態です。
雑誌単体の中古価格は250円とかでしたので、ほとんどがノートの代金ということですね。
調べていって驚いたのは、ノートはいらない。
雑誌が欲しいんだという需要のために、ノートなし、表紙違いも定価730円で販売されていることです。
ノートがある方が通常版、ない方が特別版とちょっとややこしい。
過去のCanCamの販売を見てみると、付録なしでも、表紙違いの特別号を出していることがあるんですね。
2021年1月号はNiziUが表紙ですが、通常版と特別版の2パターン発売しています。
2020年5月号は中条あやみ山下美月表紙と中島健人平野紫耀表紙2パターンが発売ですね。
集英社の明星は表紙、内容はまったく同じですが、小さいサイズを発売しています。
それだけ印刷、製本がフレキシブルにできるようになったということでしょうか。
雑誌にノートなどの付録がつくようになってから、我々古本屋の販売もややこしくなってきましたが、更に進化しています。
古本屋も新刊の発売の様子にも目を光らせていかなければなりませんね。
しかし、嬉しいのは、これらの雑誌も電子書籍もあるにも関わらず、ちゃんと紙の雑誌が残っていること。
2021年には紙の本なんかなくなってるよという声も以前聞いたりして戦々恐々としていましたが、なくなるということはなさそうで安心です。