古本屋が乗っている車。
別に何を乗ってもいいのですが、圧倒的に多いのがトヨタ自動車のハイエースです。
荷物をいっぱい積みたい。
駐車場や高速料金のことを考えると一般車でありたい。
そうなるとハイエースになってしまうんですよね。
日産自動車のキャラバンというハイエースと同じコンセプトの車もありますが、下取りに出した時に高いなどの理由もあって、4:1ぐらいの割合でハイエースが多いです。
私も古本屋をはじめて20数年。ずっとハイエースで、今は二台目です。
ものすごい大量の買取でもハイエースに乗り切らないということはよほどありません。
100サイズのダンボール箱100箱ぐらい積めますので、よほど積み方が悪くなければほとんどの買取はいけてしまいます。
しかし、稀に私達の想像以上の蔵書のお持ちの方もいらっしゃいます。
そういう時は2往復、3往復するか、同業者のハイエースを持っている人に応援を頼むなどして乗り切ってます。
ハイエースの荷室が広くていいのは、横になれること。
ハイエースで家族でディズニーランドに行った時は駐車場についてからみんなで荷室で仮眠したのを覚えています。
また荷室が広いので中で本に貼ってあったラベルを商品化するために中に乗り込み、ひたすらラベルをはがしたということもありました。
一番頻繁に利用するのは倉庫として使用するということでしょうか。
買取させてもらったものの、前の買取の荷物が事務所にいっぱいな時は次の買取まで荷室に入れたままにします。
良品を買えた帰りは、荷室からいい香りがする気がする時があります。
ああ、そうだ、洗車してあげなきゃ。
古本屋にならなきゃハイエースに乗ることはなかったけれど、かなり気に入っています。