【出張買取】二玄社の中国書家の書籍大量

  • 愛知県春日井市
  • 出張買取
ご依頼いただき、ありがとうございます!

エーブック店長よりコメント

二玄社の古い中国の書道家の貴重な図版、書籍をお譲り頂きましたのでご紹介します。

二玄社は、日本の出版社で、特に書道関係の書籍や古典籍の復刻に力を入れています。古典書道の名品を現代に伝えるべく、高品質な印刷技術を駆使して、原本に忠実な復刻を行っています。これにより、書道の学習や研究を行う人々にとって重要な資料を提供しています。

お譲り頂いたのは書道研究家の遺品でした。

董其昌の書画[図版篇・研究篇]

『董其昌の書画[図版篇・研究篇]』(とう きちょうの しょが ずはんへん・けんきゅうへん)は、明代中国の著名な書画家董其昌(1555年 – 1636年)についての包括的な作品集と研究書です。この書籍は二部構成となっており、「図版篇」と「研究篇」に分かれています。

図版篇

図版篇では、董其昌の書画作品の高品質な図版が多数収録されています。董其昌は「南宗画派」の代表的な画家として知られ、その作品は詩情豊かで独特の筆致と構図が特徴です。この篇では、彼の代表作や珍しい作品を網羅的に収録し、読者に視覚的な鑑賞を提供します。書道作品から絵画まで、幅広いジャンルの作品が紹介されており、董其昌の多才さとその時代背景を感じ取ることができます。

研究篇

研究篇では、董其昌の芸術的な革新とその影響についての詳細な分析や評論が収録されています。彼の作品の技法、主題、スタイルの変遷などが学術的に考察され、彼の生涯や文化的背景についても詳述されています。また、同時代の他の画家や書家との比較研究や、後世への影響についても触れられています。研究篇は、専門的な知識を持つ読者だけでなく、董其昌の作品に興味を持つ一般の読者にも分かりやすく解説されています。
董其昌の影響

董其昌は、中国の書画史において非常に重要な人物であり、彼の理論や作品は後世の芸術家たちに多大な影響を与えました。彼の「南北宗論」は特に有名で、南宗画(文人画)を理想とし、北宗画を技巧的と批判しました。この理論は、後の中国絵画の発展において重要な役割を果たしました。

二金蝶堂遺墨

『二金蝶堂遺墨』(にきんちょうどういぼく)は、二金蝶堂という書道具店が収集し、保管していた書道の名品や古典書法作品を指します。これらの遺墨は、日本や中国の歴史的な書家たちの作品が多数含まれており、書道の歴史や技法を学ぶ上で極めて重要な資料です。

金蝶堂は、江戸時代から昭和初期にかけて京都に存在した書道具店で、その分店が「二金蝶堂」として知られています。金蝶堂および二金蝶堂は、高品質な書道用具の販売だけでなく、書道の名品や古典書法の収集・保存にも力を入れていました。特に、二金蝶堂はその収集品の質と量で知られ、多くの書道家や愛好者から尊敬されていました。

遺墨の特徴

二金蝶堂遺墨は、多くの優れた書家の作品を収集しており、その内容は非常に多岐にわたります。以下の特徴があります:

歴史的価値:収録されている作品は、歴史的に重要な書家たちの作品が多く、書道の発展過程を理解する上で貴重な資料です。
多様な書風:さまざまな時代や流派の書風が収録されているため、書道の多様性と変遷を学ぶことができます。
技法の学習:名筆の筆致や構成を詳細に観察することで、書道の技法を深く学ぶことができます。

主要な収録作品

二金蝶堂遺墨には、中国の名書家の作品や、日本の書家たちの名筆が多数含まれています。以下はその一例です:

王羲之(おうぎし):東晋時代の書家で、彼の作品は「書聖」と称されるほどの影響力を持ちます。
顔真卿(がんしんけい):唐代の書家で、力強い楷書で知られています。
空海(くうかい):平安時代の日本の書家で、唐から書道を学び、真言密教の祖でもあります。
良寛(りょうかん):江戸時代の書家で、禅僧としても知られ、温かみのある書風が特徴です。

金石家書画集

『金石家書画集』(きんせきかしょがしゅう)は、中国の書家や篆刻家(てんこくか)、または金石学者(きんせきがくしゃ)の作品を集めた書画集です。金石家とは、金石文(古代の碑文や銘文)の研究と、それをもとにした書画や篆刻を行う人々のことを指します。この書画集は、これらの金石家の作品を広く紹介し、保存するために編纂されたものです。


金石学とは

金石学は、中国の考古学の一分野であり、主に古代の金属器や石碑に刻まれた文字や図像を研究する学問です。金石学者は、これらの古代の文物を研究し、歴史的な意義や美術的価値を見出します。また、自らも書画や篆刻を行い、その技術を継承・発展させる役割を担います。

書画集の内容

**『金石家書画集』**は、主に以下のような内容を含んでいます:

書道作品:金石家が手掛けた書道作品が収録されており、古代の碑文や銘文をもとにした独特の書風が見られます。これらの作品は、歴史的価値だけでなく、芸術的価値も高いものです。

篆刻作品:篆刻は、印章に彫られた文字や図像のことを指します。金石家は、古代の篆書や隷書を基にした印章を作成し、その技術と美学を追求します。書画集には、これらの篆刻作品も多数収録されています。

研究資料:金石学に関する研究成果や解説が収録されている場合もあります。これにより、作品の背景や歴史的な文脈を理解する手助けとなります。

代表的な金石家

代表的な金石家には、以下のような人物がいます:

鄭道昭(ていどうしょう):北魏時代の書家であり、金石学者としても知られています。彼の碑文はその独特の書風で評価されています。
金農(きんのう):清代の画家・書家であり、金石学者としても名高いです。彼の篆刻作品は特に有名です。
呉昌碩(ごしょうせき):清末民初の書家・画家・篆刻家で、金石学にも深く関わり、その多才な作品群で知られています。

蘭千山館書画

『蘭千山館書画』(らんせんざんかんしょが)は、日本の著名な書画コレクションで、蘭千山館(らんせんざんかん)という施設に所蔵されている書画作品を集めたものです。蘭千山館は、主に中国と日本の古典書画を中心に収集し、保存している機関です。このコレクションは、書道や絵画の愛好者、研究者にとって非常に貴重な資料です。


蘭千山館とは

蘭千山館は、書画の収集、保存、研究、展示を行う施設で、日本国内外の優れた書画作品を多く所蔵しています。この館のコレクションは、主に以下の目的で活用されています:

学術研究:収蔵品を通じて、書画の歴史や技法、文化的背景を研究します。
教育普及:展示や講演、ワークショップを通じて、書画の魅力を広く伝え、教育活動を行います。
保存修復:貴重な書画作品を適切に保存し、必要に応じて修復作業を行うことで、後世に伝える努力をしています。

書画コレクションの内容

**『蘭千山館書画』**のコレクションには、多岐にわたる書画作品が含まれています。特に以下の点が特徴です:

中国書画:蘭千山館は中国の古典書画を多く収蔵しており、歴史的に重要な作品が数多くあります。これには、唐代、宋代、元代、明代、清代の名筆や名画が含まれています。
日本書画:日本の書道や絵画の名品も多く収蔵されており、平安時代から江戸時代に至るまでの作品が揃っています。
多様な書風と画風:収蔵作品は、さまざまな書風や画風を網羅しており、書道や絵画の技法を学ぶ上で非常に参考になります。

代表的な収蔵作品

蘭千山館書画コレクションには、多くの著名な作品が含まれています。以下はその一例です:

王羲之(おうぎし):中国東晋時代の書家。彼の書風は「書聖」と称されるほど評価が高い。
趙孟頫(ちょうもうふ):元代の書家であり、絵画にも秀でた才能を持つ。
与謝蕪村(よさぶそん):江戸時代の俳人、画家で、文人画の代表的な存在。
池大雅(いけのたいが):江戸時代の画家で、文人画を大成した一人。

学術的価値

**『蘭千山館書画』**は、学術的な価値が非常に高く、以下の点で重要です:

歴史的資料:古代から近代に至るまでの書画作品を通じて、美術史や文化史の研究に貴重な資料を提供します。
技術的参考:書道や絵画の技術を学ぶ上で、これらの名品は重要な参考資料となります。
文化的理解:書画の文化的背景や意義を理解するための資料としても役立ちます。

虚白斎蔵書画選

『虚白斎蔵書画選』(きょはくさいぞうしょがせん)は、虚白斎という個人または施設に所蔵されている書画のコレクションを集めた選集です。このコレクションは、書道や絵画の愛好者や研究者にとって非常に貴重な資料であり、多くの優れた書画作品が含まれています。


虚白斎とは

虚白斎は、歴史的に著名な個人または書画を収集・保管するための施設の名称です。虚白斎は、書画の収集と保存に力を入れており、そのコレクションは多岐にわたります。虚白斎の蔵書画は、高品質で芸術的価値の高いものが多く、書画の歴史や技法を学ぶ上で非常に重要な資料となっています。
書画選の内容

**『虚白斎蔵書画選』**は、以下のような内容を特徴としています:

中国書画:中国の古典書画作品が多数収録されています。これには、唐代、宋代、元代、明代、清代の著名な書家や画家の作品が含まれています。
日本書画:日本の歴史的な書画作品も多く収録されています。平安時代から江戸時代にかけての名筆や名画が揃っています。
多様な書風と画風:収録されている作品は多様な書風や画風を網羅しており、書道や絵画の技法を学ぶ上で非常に参考になります。

代表的な収蔵作品

『虚白斎蔵書画選』には、多くの著名な作品が含まれています。以下はその一例です:

王羲之(おうぎし):中国東晋時代の書家で、「書聖」と称されるほど評価の高い書家。彼の作品は書道の基本として多くの人々に学ばれています。
顔真卿(がんしんけい):唐代の書家で、力強い楷書が特徴。彼の作品は力強さと美しさを兼ね備えています。
空海(くうかい):平安時代の日本の書家で、真言密教の祖でもあります。彼の作品は、唐からの影響を受けた力強い筆致が特徴です。
良寛(りょうかん):江戸時代の禅僧で、温かみのある独特の書風で知られています。

学術的価値

『虚白斎蔵書画選』は、学術的な価値が非常に高く、以下の点で重要です:

歴史的資料:古代から近代に至るまでの書画作品を通じて、美術史や文化史の研究に貴重な資料を提供します。
技術的参考:書道や絵画の技術を学ぶ上で、これらの名品は重要な参考資料となります。
文化的理解:書画の文化的背景や意義を理解するための資料としても役立ちます。

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