【出張買取】アニメ・ゲーム世代の個人情報マガジンX-MARKET(クロスマーケット)

ご依頼いただき、ありがとうございます!

エーブック店長よりコメント

1990年代後半の珍しい雑誌をお譲り頂きましたのでご紹介します。

X-MARKET(クロスマーケット)

雑誌クロスマーケット

ゲーメストで知られる新声社がゲーメスト増刊として発売していた雑誌です。

1998年4 6 7 8 9 11 12月号
1999年2 3 4 5月号

合計11冊ありましたが、新声社は1999年9月に自己破産していますので、これ以降の発行はなかったのかもしれません。

アニメ・ゲーム世代の個人情報マガジン

クロスマーケットのキャッチフレーズはアニメ・ゲーム世代の個人情報マガジン

個人情報マガジンの先駆けと言えるのは1995年に創刊されたリクルートフロムエーの「じゃマール」。

ウィキペディアによると個人間商取引情報と、不特定人物との出会い(友達、サークル仲間、交際相手など)情報で構成されていた情報誌とのこと。

メルカリとX(エックス)を雑誌にしたイメージですね。

個人情報マガジンの中でも特にアニメ・ゲームファンにスポットを当てたのがこのクロスマーケットという雑誌となるわけですね。

個人情報といえば今では取り扱いに注意が必要なものですが、当時は他に方法がなく、住所や電話番号とか掲載されていましたよね。

特集はこんなものがありました。

コミケリポート&コスプレイヤー大掲載
同人誌・アニメ・コスプレ業界1999~2000年大予想
モデルスクエア・フィギュアでPON
アニメ・コミック・ゲーム ベストガイ!50
東京ゲームショウ98秋レポート

グラビアも華やかですね。

ゲーム発表会のレポートも詳細に書かれています。

これはバイオハザードシリーズのものですね。

 

そして誌面のかなりを割いているのがコスプレの情報。

コスプレはもっと最近になって流行ったものと思っていましたが、1990年代に一気に市民権を得たんですね。

ウィキペディアによると、コミケのコスプレイヤーは1991年に約200人だったのが、1994年に約6000人、1997年に約8000人に増加。

背景として「新世紀エヴァンゲリオン」の流行。間接的にX JAPANなどヴィジュルアル系バンドブームもあるようです。

歌番組に化粧をしたアーティストが多数出演。

人気者になったいたことで、抵抗が少なくなったということでしょうか。

2000年代以降はインターネットが普及。

パソコンを持つ人も増えて、こういった個人情報マガジンは衰退していたと思われます。

もしかしたら2003年に個人情報保護法が制定されたことも影響しているのかもしれません。

この時代を生きたひとりとしては懐かしい貴重な雑誌でした。

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