【出張買取】旧車カタログピアッツァネロ PIAZZA NERO いすゞ自動車-YANASE

旧車カタログも積極的に取り扱っています。

こちらは少しかわったいすゞ自動車とヤナセが販売していたピアッツァネロのカタログ。

ピアッツァ・ネロはクーペ型の小型乗用車で、1981年から1994年まで生産されました。初代モデルは1981年に登場し、デザインはジウジアーロが手掛けたことで知られ、未来感覚あふれるインテリアとエクステリアが特徴です。特に注目すべきは、後輪駆動を採用した初代ピアッツァが「ハンドリングバイロータス」と称されるほどの操縦性を誇り、ロータスによってサスペンションがチューニングされたことです。このモデルは、いすゞ自動車が自社で生産した最後の乗用車でもあり、その最終モデルチェンジは成功と評価されています。

ピアッツァ・ネロという名称は、ヤナセによって冠され、ゼネラルモーターズ（GM）傘下のいすゞが日本市場での販売網拡大を目指す際に用いられました。2代目ピアッツァでは前輪駆動へと変更し、開発には再びロータスが関与、すべてのモデルが「ハンドリングバイロータス」仕様となりました。

また、ピアッツァ・ネロは芸術的な美しさも持ち合わせており、そのデザインとスタイルが愛好家に愛され、特に芸術家やデザインに敏感な人々に強い印象を与えています。例えば、留学経験のあるオーナーが、その美しいフォルムに一目惚れし、翌日に購入するなど、感情的なつながりを感じるユーザーも少なくありません。

ピアッツァ・ネロは、その独特のデザインと性能で一部の車好きやカーマニアに深く根ざしており、現在でもその魅力は色褪せず、愛好家によって維持・改良され続けています。