- 愛知県名古屋市中区大須
- 出張買取
エーブック店長よりコメント
建築雑誌、建築家の作品集をお譲り頂きました。
その中の一冊がこちらのルイスカーンの作品集になります。
ルイス・カーン(1901-1974)は、エストニア生まれのアメリカの建築家で、その独特な建築スタイルと哲学で20世紀の建築界に多大な影響を与えました。彼の作品は、モニュメンタルな表現、構造の明示、素材の正直な使用が特徴です。
ペンシルヴァニア大学で教育を受け、自身も同大学やイェール大学で教鞭を執りました。1935年に自らの事務所を設立し、公共建築を中心に活動しました。カーンの主な作品には、リチャーズ・メディカル・リサーチ・ビル、ソーク生物学研究所、キンベル美術館などがあり、自然光の巧妙な利用や歴史的な建築手法への尊敬が見られます。
彼の哲学は「建築は何をするべきか?」という問いに対する探求から生まれ、「沈黙の建築」という理念を打ち出しました。建築の本質と象徴性を重視し、機能だけでなく空間や時間との関係性を深く考察しました。
晩年には個人的な問題に直面しつつも、1974年に心臓発作で亡くなるまで建築に情熱を傾けました。彼の死後も、作品と思想は世界中の建築家に影響を与え、今なお研究の対象となっています。
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