【持込買取】トヨタ自動車 セリカGT 1971年

ご依頼いただき、ありがとうございます!

エーブック店長よりコメント

トヨタ自動車のセリカGTの1971年のカタログをお譲り頂きましたのでご紹介します。

1971年頃のトヨタ自動車のセリカGTは、スポーティでスタイリッシュなモデルとして、日本の若い世代やスポーツカー愛好者をターゲットにした車種でした。セリカは1970年に初代モデルが登場し、そのうちGTグレードは性能とデザイン性を追求した上級モデルとして位置づけられていました。

セリカGTカタログ

1971年のセリカGTには、排気量1.6Lの2T-G型DOHCエンジンが搭載されており、他のグレードよりも高い性能を誇りました。DOHCエンジンは、トヨタとしても新しい試みで、他社の競合スポーツカー(たとえば日産フェアレディZなど)に対抗する意図があったと考えられます。

また、セリカはスタイリッシュなファストバックやクーペボディで、アメリカ市場にも照準を合わせたデザインが採用され、国際的なスポーツカーとしてのイメージも打ち出していました。

このGTモデルは、ラリーレースにも使用され、スポーツイメージの確立にも寄与しました。

AIにまとめてもらったセリカの歴史は以下の通りです。

トヨタ・セリカは、1970年から2006年まで生産されたトヨタ自動車の2ドアスポーツカーで、日本国内外で人気を集めたモデルです。スポーツ性能と手頃な価格を兼ね備え、特に若年層に向けた「カジュアル・スポーツカー」として位置づけられていました。以下、世代ごとの歴史について簡単に紹介します。

初代 (A20/A35型, 1970–1977年)

初代セリカは、1970年の東京モーターショーで発表され、翌年発売されました。このモデルはトヨタが初めて開発した本格的なスポーツクーペで、スタイリッシュなデザインが特徴です。エンジンは1.4Lから1.6Lまでの4気筒エンジンが搭載され、特にGTモデルには高性能な2T-G型DOHCエンジンが用いられました。ラリーレースでも活躍し、スポーティなイメージが強まりました。

2代目 (A40/A50型, 1977–1981年)

2代目セリカは、より角張ったボディデザインに進化し、アメリカ市場向けの設計も取り入れられました。この世代からボディバリエーションにリフトバックが加わり、セリカはクーペだけでなく、よりスポーティなファストバックスタイルでも人気を博しました。エンジンラインアップも強化され、引き続きGTグレードなど高性能モデルがラインアップされました。

3代目 (A60型, 1981–1985年)

3代目では、セリカはさらに直線的でエッジの効いたデザインになり、全体的にシャープな外観が強調されました。1982年には、FR(後輪駆動)からFF(前輪駆動)に変更されました。また、1983年には、スポーツ志向をさらに強化した「セリカ・スープラ」(日本名:トヨタ・スープラ)もデビューしました。

4代目 (T160型, 1985–1989年)

4代目は、ついにFF(前輪駆動)に転換したモデルで、セリカのスタイリングも大きく進化しました。リトラクタブルヘッドライトが採用され、流線型のデザインが特徴です。1986年には4WD(四輪駆動)モデルが追加され、1988年にはターボエンジンを搭載した「セリカGT-FOUR」が登場し、ラリーレースでも成功を収めました。

5代目 (T180型, 1989–1993年)

5代目セリカは、さらに洗練された流線形のデザインが特徴で、リトラクタブルヘッドライトが継承されました。この世代では特にラリーレースでの活躍が際立っており、GT-FOURは1990年の世界ラリー選手権(WRC)で成功を収め、セリカのスポーツイメージがさらに強化されました。

6代目 (T200型, 1993–1999年)

6代目は、デザインがより丸みを帯びたスタイルに変化し、セリカの中でも特に未来的な外観が際立ちます。GT-FOURは引き続きWRCでのラリー活動に使用され、トヨタのラリープログラムにおいて主要な役割を担いました。しかし、1995年にGT-FOURがWRCから撤退したため、以降はGT-FOURの生産も終了しました。

7代目 (T230型, 1999–2006年)

最終世代の7代目セリカは、スポーツクーペとしてのエッセンスを再定義し、軽量ボディと高出力エンジンを搭載しました。デザインは非常にシャープで、当時のトヨタのデザイン言語を反映しています。エンジンは1.8Lの1ZZ-FEおよびハイパフォーマンスな2ZZ-GEが搭載され、FFのみが提供されました。しかし、2006年に生産が終了し、36年にわたるセリカの歴史が幕を閉じました。

セリカは、その時代に応じたデザインと技術で、トヨタのスポーツイメージを象徴する車種として愛され、今も多くのファンに支持されています。

 
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