【出張買取】カタログ シャープレコードコンポ「Auto Disc V2(VZ-V2)」

ご依頼いただき、ありがとうございます!

エーブック店長よりコメント

シャープ「Auto Disc V2(VZ-V2)」のカタログをお譲り頂きました。

1980年代中盤に発売されたものと思われます。

シャープ「Auto Disc V2(VZ-V2)」は、“朝はベッドで、夜はテラスで聴く――きょうからサウンドライフ大改造”というキャッチフレーズが象徴するように、場所や時間を問わず音楽を存分に楽しめるポータブルステレオです。最大の特長は、両面自動演奏で表裏連続のレコード再生が可能なこと。プレーヤーのフロントカバーにレコードをセットすると、片面が終わった時点で自動的に反転し、もう一方の面を連続して再生してくれます。しかも、この両面自動演奏を“1スイッチ”で簡単にリピートできるのが革新的です。

カセット感覚で扱えるシンプルな操作性も魅力。上部に配置されたボタン類は直感的にわかりやすく、レコードをめくる手間なく、好きな音楽を気軽に再生できます。さらに、「Brunch Sound」「Twilight Sound」「Sound Communication」など、シーンに合わせて音楽を楽しむイメージを提案しているのもユニーク。外出先では「In the Camp」でレコードを流し、朝の目覚めには「Good Morning」モードでゆったりした一曲を――といった使い方が想像できます。

音質面でも妥協はありません。コンパクトなボディに先進のメカトロニクスを凝縮し、FET採用のチューナー回路やマルチアンプ回路、プレーヤー専用イコライコンなどを搭載。DC制御モーターによる安定した回転と、A面用・B面用それぞれのトーンアームが実現する正確なトラッキングが、アナログレコードの味わいを存分に引き出します。スピーカー部分は強化エンジンリングによってしっかりとした低音を再生し、ブームボックスとしても十分な迫力あるサウンドを楽しめる構造です。

本体価格は当時の標準価格で135,000円。ラジカセのフットワークを持ちつつ、本格的なレコード再生までこなせる多才な1台として、音楽好きの心をつかみました。両面自動演奏ならではのストレスフリーなアナログ体験に加え、チューナーやカセットデッキも含めた“マルチソース対応”が、ユーザーのライフスタイルをぐっと豊かにしてくれます。まさに“New Audio from SHARP”の名にふさわしい、先進技術のショーケースといえる一台でした。

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