- 静岡県牧之原市
- 出張買取

エーブック店長よりコメント
大量にお譲り頂いた商用車のカタログから、気になったものを順番にご紹介しています。
今回は日産ディーゼルの大型除雪車です。
こちらのカタログは、1985年に日産ディーゼル(現・UDトラックス)から発行された「大型除雪車」シリーズの製品紹介資料で、モデル名はP-CF46GおよびP-CZ54Nです。これは、豪雪地帯での道路維持に不可欠な高性能除雪車であり、当時の最新技術を取り入れた「NEW TYPE(ニュータイプ)」モデルとして登場しました。
カタログには、2つの仕様の除雪車が紹介されています。
【P-CF46G】
駆動方式:4×4(全輪駆動)
エンジン:PE6型 ターボディーゼル
最高出力:280馬力
こちらは比較的小回りの利く4輪駆動モデルで、都市部や中山間地域での除雪作業に適した構成です。PE6型エンジンは日産ディーゼルの中型~大型車両に幅広く採用されていたエンジンで、耐久性とトルク性能に優れており、厳しい冬季条件でも安定した出力を提供します。
【P-CZ54N】
駆動方式:6×6(全輪駆動)
エンジン:RFS型 ディーゼルエンジン
最高出力:340馬力
より大型で高出力な6輪駆動モデルで、幹線道路や高速道路など広範囲の除雪に適しています。RFSエンジンは大型トラックや建設機械向けに開発されたもので、340馬力という高出力により、重い雪にも対応可能な高性能モデルです。6輪駆動により悪路や積雪の深い地域でも高い走破性を発揮し、除雪作業の効率を飛躍的に高めました。
このカタログのデザインは1980年代中期らしいシンプルかつ実用的な構成で、雪山を背景にモノクロで描かれた除雪車が存在感を示しています。特に正面から見た大型プラウ(除雪ブレード)が目を引き、実際の作業を連想させる迫力あるレイアウトとなっています。
日産ディーゼルの大型除雪車は、自治体や国道管理事務所などの公共事業で多数採用され、1980年代から1990年代にかけて日本の冬期道路維持において重要な役割を果たしました。除雪車は特殊車両であるため、エンジンやシャシーの性能だけでなく、除雪装置の耐久性や操作性も重視されており、本シリーズもそうした要件を高いレベルで満たしています。
この1985年モデルは、日産ディーゼルが除雪車市場で培ってきたノウハウと技術の結晶であり、今見てもその設計思想や実用性の高さが伝わってくる一台です。カタログとしても、当時の車両デザインや産業車両のトレンドを知るうえで非常に興味深い資料となっています。
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