【宅配買取】『ベスト・オブ岡田有希子』よい子の歌謡曲1987年増刊

ご依頼いただき、ありがとうございます!

エーブック店長よりコメント

岡田有希子さんの熱心なファンの方から、岡田有希子さんのコレクションをお譲り頂きました。

その中から今回は『よい子の歌謡曲』をご紹介します。

『よい子の歌謡曲』(1979年9月創刊〜1991年11月休刊)は、1970〜80年代の日本の歌謡曲・アイドル文化を独自の視点で掘り下げた伝説的音楽雑誌です。
創刊当初は工学院大学の学生だった梶本学らによる手書きのミニコミ誌としてスタートし、のちに株式会社ファッシネイションが発行元となる。全50号(増刊含む)が刊行されました。

歴史的に価値が高い一冊は、岡田有希子さんの一周忌に発行された「ベスト・オブ岡田有希子」特集号です。

岡田有希子さんに実際にインタビューした内容やその時の写真が紹介されており、古本市場でも人気が高い一冊です。

『よいこの歌謡曲』の最大の特徴は、メインストリームとは異なる批評的・観察的なまなざしで歌謡界を見つめていた点にあります。。商業的アイドル雑誌がタレントの“商品価値”を前提とした紹介をしていた時代に、『よい子の歌謡曲』はテレビ番組の演出、歌詞の内容、プロデュース戦略、ファン文化などを独自の分析やユーモアで斬っていきました。ときに風刺的で、しかしアイドル文化への深い愛情も感じさせる誌面構成は、熱心なサブカル層や音楽ファンに支持されました。

特集は時代を切り取る企画が多く、「IDOL NEW WAVE」「新人採点表」「よい子大賞」などは誌面の看板企画として定着。中森明菜さん、岡田有希子さん、斉藤由貴さん、酒井法子さん、うしろゆびさされ組といった80年代を代表するアイドルへのロングインタビューやセルフライナーノーツ企画も充実していました。最終号でのフリッパーズ・ギター特集など、時代の空気を敏感に反映する編集方針が光りました。

1991年の第48号で休刊したが、2019年には創刊40周年を記念するトークイベントが開催され、記念号(第49号)も発行された。その活動は単なる音楽雑誌の枠を超え、当時の歌謡文化やメディア環境を批評的に記録した貴重な文化資料といえる。今日では古書市場でも人気が高く、サブカル史・音楽史における再評価が進んでいる。

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