先日、上海在住の大学時代の友人に会いに行ってきました。
実に17年ぶりです。
上海の進化具合にまずは驚き。
AlipayというQRコード決済だけで、地下鉄、シェアサイクルも乗れますし、どこの店の支払いもできます。
中国語が普通に話せる、まぁ、奥様は中国の方ですので当たり前、友人に案内してもらい市内観光。
古本屋として気になるのはやはり古本屋さんですね。
豫園の近くに卸問屋が集まったビルがあり、そこの地下2階で、古本を即売している方がいました。
売り場のかなりのスペースを占めているのが毛沢東選集。
毛沢東選集は日本語版を何度か販売したことがありますが、中国でも定番商品なんですね。
『毛沢東選集(もうたくとうせんしゅう)』についてAIにまとめてもらいました。
中国の革命指導者・思想家である**毛沢東(Mao Zedong)**の演説、文章、指示などを集めた公式な文集です。中華人民共和国では、政治・思想教育や歴史研究の基礎資料として長く重要な役割を果たしてきました。
正式名称(中国語):毛泽东选集(Máo Zédōng Xuǎnjí)
編集・出版:中国共産党中央文献研究室、中国人民出版社など
刊行開始:1951年(第1巻)~1989年(第5巻)
巻構成
巻数 発行年 主な内容
第1巻 1951年 1926年~1937年頃の文章・演説(農民運動、軍事戦略、統一戦線など)
第2巻 1952年 1937年~1941年(抗日戦争時期の論文、軍事・統一戦線)
第3巻 1953年 1941年~1945年(抗日戦争末期と解放戦争初期)
第4巻 1960年 1945年~1949年(国共内戦、建国前後)
第5巻 1989年 1949年~1957年(中華人民共和国成立後の政策・思想)
特徴と意義
中国共産党の「正統」思想の基盤として位置づけられ、長年にわたり教育・プロパガンダに使用。
文化大革命期(1966~76年)には、特に第1〜4巻が神格化され、『毛主席語録(いわゆる「赤い本」)』とともに広く普及。
日本語版も存在し、特に1960~70年代の新左翼やマルクス主義者の間で読まれた。
他にも上海市内にある蔦屋書店にも案内してもらい、見学。
日本の蔦屋書店もおしゃれですし、今はスターバックスコーヒーが入ってることが多いですね。
上海の蔦屋書店もスターバックスコーヒーではありませんでしたが、カフェスペースがありました。
しかし、今は円が安いので、日本円に換算すると何もかも高く、手が出ませんでした。
寂しいことに今、世界では日本製が減っています。
上海でも日本車がほんとに少なくて驚きました。
家電量販店でもソニー、パナソニック、シャープなどの日本のメーカーは片隅に少しあるだけ。
そんな中でも元気があるのはアニメですね。
ジャンプショップも上海にありましたよ。
こちらはホテルの近くのブックカフェ。
展示がおしゃれです。