- 愛知県名古屋市千種区
- 出張買取

エーブック店長よりコメント
高橋留美子さんの熱心なコレクターの方から、多数の高橋留美子関係の書籍やポスター、グッズなどをお譲り頂きました。
その中で今回は、1982年1983年のビッグコミックスピリッツをご紹介します。
『ビッグコミックスピリッツ』は、1980年に小学館から創刊された青年漫画雑誌で、創刊当初は月刊誌で、1981年からは月2回発売となり、1986年から毎週月曜日発売の週刊誌となりました。
ですので、今回お譲り頂いた1982年、1983年は月2回発売されていた頃のものということになります。
この頃は1961年生まれの兄が毎号買っていて、私も家で読んでいました。
私が就職した時は週刊化されており、毎週月曜日の通勤電車では何人かにひとりがビッグコミックスピリッツを読んでいましたね。はい、私も買って読んでいました。
当時のスピリッツは、他の青年誌と一線を画す編集方針を持っており、「知的で都会的」「ちょっと尖った感性」を持つ若者向けに、リアルな人間ドラマ、ユーモア、時に社会風刺を含んだ作品が揃っていました。単なる娯楽ではなく、当時の若者が抱える孤独や違和感、世の中に対する疑問を描くことが、雑誌全体の色合いとなっていたのです。
ヤングジャンプ、ヤングマガジン、ビッグコミックなどたくさんの青年漫画雑誌がある中、圧倒的な人気だった記憶があります。
その中でも人気が高かったのが高橋留美子さんの『めぞん一刻』。
『めぞん一刻』はビッグコミックスピリッツ創刊号から連載開始。1987年まで連載。巻頭カラーになることも多く、主役の音無響子のサービスカットが扉絵になることもしばしばありました。
高橋留美子さんの面白みのニュアンスが当時子供だった私には理解しきれなかったところがありますが、理系国立大学に進んだ兄や、同世代の人たちにはかなり響いたようです。
1982年1983年頃のビッグコミックスピリッツには『めぞん一刻』にも、以下のような作品が連載、人気でした。
「なぜか笑介」聖日出男
「傷追い人」小池一夫 池上遼一
「めぞん一刻」高橋留美子
「ぼっけもん」岩重孝
「わたしは真悟」楳図かずお
「美味しんぼ」雁屋哲 花咲アキラ
自分も懐かしくなってついついじっくり中を読んでしまう商品の入荷は古本屋の楽しみです。
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