【出張買取】聖闘士星矢ポスター『東映まんがまつり』他

聖闘士星矢のポスターをお譲り頂きましたのでご紹介します。

『聖闘士星矢（セイントセイヤ）』は、車田正美による漫画作品およびそれを原作としたアニメシリーズで、1985年から『週刊少年ジャンプ』で連載され、1986年には東映動画（現・東映アニメーション）によってアニメ化されました。神話とバトルを融合させた壮大な世界観と、友情・努力・勝利の王道要素を取り入れた作品で、日本のみならず世界中にファンを持つ伝説的作品です。

この聖闘士星矢のポスターは『東映まんがまつり』用の劇場公開作品ポスターであり、子供向けにコミカルなタッチで描かれています。中央に女神アテナや海の神ポセイドンといった敵対キャラクターが配され、前景にはギャグアレンジされた星矢たちが勇ましくも可愛らしく描かれています。キャッチコピー「少年はみんな明日の勇者！ペガサスのように今こそはばたけ!!」からも当時の勢いと熱さが伝わります。

これは映画『聖闘士星矢　真紅の少年伝説』のポスターで、神々しい雰囲気の中にたたずむキャラクターたちが印象的です。背後にそびえる神殿や、迫力ある黄金聖闘士の演出が劇場版らしいスケール感を醸し出しています。

こちらはバンダイ製の玩具プロモーション用と思われるポスターで、星矢たちだけでなく神や敵キャラたちも多数登場。背景には聖衣が空中に舞い、迫力ある戦闘の雰囲気を再現しています。

『聖闘士星矢』は、ギリシア神話を下敷きにした壮大なバトルファンタジーで、アテナの化身・城戸沙織を守るために戦う「青銅聖闘士（ブロンズセイント）」たちの活躍を描きます。主人公・星矢はペガサスの聖衣（クロス）をまとう若き戦士であり、仲間の紫龍（ドラゴン）、氷河（キグナス）、瞬（アンドロメダ）、一輝（フェニックス）らと共に聖闘士として成長していきます。

アニメは原作の「銀河戦争編」「十二宮編」「アスガルド編（アニメオリジナル）」「ポセイドン編」「ハーデス編」と続き、スケールの大きな神々との戦いが展開されていきました。

日本国内では1980年代後半のアニメブームを牽引した一作であり、同時期の『ドラゴンボール』や『北斗の拳』と並ぶ存在でした。特にフランス、イタリア、ブラジル、メキシコなどでは絶大な人気を誇り、”SAINT SEIYA” の名で親しまれています。各国で玩具やフィギュア、再放送、続編制作など多岐にわたる展開があり、今なお現役で支持されています。

円高の影響もあるのでしょうか、このような日本を代表するアニメのポスターは海外からの注文が多いですね。