- 三重県桑名市
- 出張買取

エーブック店長よりコメント
アイドル雑誌アップトゥボーイの1986年の創刊の頃から1990年頃までに発行されたものをお譲り頂きました。
『アップトゥボーイ』は1986年3月(同年5月号として刊行)にワニブックスから創刊されました。当時は「アイドル雑誌戦国時代」とも言える状況で、『明星』『平凡』『近代映画』といった大衆向けの芸能誌が長らく市場を支配していました。そこに現れたのが、グラビアを中心に据え、ビジュアルの魅力を徹底的に追求する『アップトゥボーイ』でした。
創刊号の表紙を飾ったのは、初代「ミス・アップ」に選ばれた勇直子。以後「ミス・アップ」企画は誌面の看板となり、将来性ある新人を発掘する舞台として機能します。
今回入荷した画像の内容は以下の通り。
1986年 №3 和泉佳保里表紙 本田美奈子 南野陽子 坂口良子
1986年 №4 土田由美表紙 南野陽子 菊池桃子 斉藤由貴
1987年 №5 島田りか子表紙 中森明菜 南野陽子
1986年 №6 真弓倫子表紙 菊池桃子 斉藤由貴
1986年 №7 鈴木早智子表紙 西村知美 島田奈美
1988年 №12 浅香唯表紙 うしろ髪ひかれ隊
1988年 №13 工藤静香表紙 岡本真紀
1988年 №14 中山美穂表紙 ウインク
1988年 №15 小川範子表紙 石川桃美
1988年 №16 渡辺満里奈表紙 吉永みのり
1980年代の『アップトゥボーイ』を語るうえで欠かせないのが「ミス・アップ」の存在です。これは誌上オーディション形式でアイドル候補を選出する企画で、読者参加型でもあったため大きな話題を呼びました。
当時のアイドル雑誌は既存のスターを扱うことが多かった中、『アップトゥボーイ』は「これから売れるかもしれない新人」を積極的にフィーチャーした点が独自性でした。読者にとっては「次のスターをいち早く知ることができる雑誌」という期待感を生み、後の90年代以降の「発掘型アイドル誌」の先駆け的な役割を果たしました。
画像のアップトゥボーイの内容は以下の通り。
1989年 №17 南野陽子
1989年 №18 浅香唯
1989年 №19 宮沢りえ
1989年 №20 ウインク
1989年 №21 渡辺美奈代
1989年 №22 中山美穂
1990年 №23 ウインク
1990年 №24 酒井法子
1990年 №25 西田ひかる
1990年 №26 高岡早紀
1990年 №27 和久井映見
1990年 №28 酒井法子
『明星』など総合芸能誌がインタビュー記事や歌詞ページを重視していたのに対し、『アップトゥボーイ』は写真グラビアを全面に押し出す構成でした。
カラーページの比率が高く、ビジュアルインパクト重視
撮り下ろしを多用し、アイドルの自然体・瑞々しさを前面に出す
後年に比べれば誌面はまだシンプルで、写真と短いプロフィールやキャプション中心
1980年代後半は“アイドル写真集”の市場が急成長していく時期であり、『アップトゥボーイ』はその雑誌版とも言えるスタイルを確立していました。
残念ながらアップトゥボーイで古本として人気があるのはこの1990年頃まで。
これ以降は今は人気ないですね。時代がかわるのを期待しています。
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