【宅配買取】円朝全集 全15巻セット(別巻2冊含む) 月報全冊付 岩波書店 三遊亭円朝

  • 千葉県千葉市
  • 宅配買取
円朝全集 全15巻セット(別巻2冊含む) 月報全冊付 岩波書店 三遊亭円朝
円朝全集 全15巻セット(別巻2冊含む) 月報全冊付 岩波書店 三遊亭円朝
ご依頼いただき、ありがとうございます!

エーブック店長よりコメント

落語ファンの方から、全集、CDなどをお譲り頂きました。

今回ご紹介するのはその中から円朝全集です。

三遊亭円朝(さんゆうてい えんちょう、1839年~1900年)は、幕末から明治期にかけて活躍した落語家であり、日本近代落語の大成者と呼ばれる人物です。落語を単なる滑稽話から、文学的・芸術的な高みに引き上げた功績で知られています。

江戸・本所に生まれた円朝は、幼い頃から芸に親しみ、三遊亭円生に入門して落語家としての道を歩みました。明治維新後、西洋文化が流入する激動の時代にあって、円朝はそれまでの口承中心の落語に「読み物性」を導入し、長編怪談や人情噺を創作。これにより落語を大衆娯楽から一段階高め、知識人層からも高い評価を得ました。

円朝全集 全15巻セット(別巻2冊含む) 月報全冊付 岩波書店 三遊亭円朝

幽霊はなぜ現れるのか、人はなぜ懸命に生きるのか ― 三遊亭円朝全集の魅力

江戸から明治へと時代が大きく移り変わるなか、落語を単なる娯楽から「文学」へと高めた人物がいます。

その名は 三遊亭円朝(1839~1900)

怪談噺や人情噺を得意とし、後世に語り継がれる名作を数多く残した円朝は、「落語中興の祖」と呼ばれています。代表作の 『怪談牡丹灯籠』『真景累ヶ淵』 は、速記によって記録され書籍化され、芝居や映画、さらには小説の題材にもなりました。単なる語り芸を越えたその作品群は、今も日本文化の大きな財産です。


岩波書店版『円朝全集』について

今回ご紹介する岩波書店刊行の『円朝全集 全15巻+別巻2冊セット(全巻月報付)』 は、円朝が残した主要な怪談噺・人情噺を網羅しており、研究者だけでなく落語ファンや怪談文学に興味を持つ方にもおすすめできる決定版です。

布張り装丁の重厚な作りで、読書用としても、蔵書として本棚に並べても存在感があります。月報には各巻の解説や時代背景が詳しく収められており、円朝作品をより深く理解する手助けとなります。


円朝の作品の魅力

  • 『怪談牡丹灯籠』 ― 美しい情緒と恐怖が交錯する日本怪談の名作

  • 『真景累ヶ淵』 ― 因果と怨念を描いた大作、怪談噺の最高峰

  • 『塩原多助一代記』 ― 忠義と人情にあふれる感動的な人情噺

これらは単なる怪談や娯楽話にとどまらず、人間の生きざまを深く掘り下げた「文学」としての価値を持っています。


まとめ

『円朝全集』は、落語や怪談文学、日本近代文化に関心を持つ方にとって必携のセットです。

現代でも色あせない円朝の物語を読み返すことで、「なぜ幽霊は現れるのか」「人はなぜ懸命に生きるのか」といった普遍的な問いに触れることができるでしょう。

最短即日、無料査定! 古本・紙モノ・グッズ高く買います

お問合わせ

買取のご相談、出張・査定は無料!
お気軽にお問合せください。