毎週日曜日は、エーブック店主・橋本が最近思ったことなどを書いています。
古本屋といっても、実はさまざまな仕事の仕方があり、それぞれに得意・不得意があります。
外から見ると、「店頭で買い取ったものを売っているんでしょ。出張や宅配の買取もあるかもしれないけど、あとはネットで売ったりして」といった感じかと思います。
まず仕入れについては、個人のお客様からの買取以外に、企業やさまざまな事情を抱えた法人の方から仕入れることもあります。
新刊書店が閉店する際に、買い切りで仕入れていた在庫を買い取ったこともありますし、ご自身や法人の関係者が書かれた本が大量に残っていて、それをお譲りいただいたこともあります。
また、大きな仕入れ先となるのが、古書組合の組合員だけが出入りできる市場です。
名古屋では毎週火曜日、東京では神保町の東京古書会館で毎週月・火・水・金曜日に市場が開かれています。
古本屋さんの中には、仕入れは市場だけという方もかなりいらっしゃいます。
逆に、市場で仕入れる専門の方に買ってもらうために、個人のお客様から買い取った本を市場に出品している方もいます。
販売もお店だけではありません。即売会といって、古書会館や駅前、公園などで期間限定の売り出しをすることもあり、販売は即売会だけという方もいます。
東京の古本屋さんが京都で、富山の古本屋さんが名古屋や大阪で販売する、といったこともあります。

今は、販売はネットだけという方も多くいます。
東京の古書組合が運営する「日本の古本屋」というサイトや、ヤフオク!、Amazonマーケットプレイス、最近ではメルカリで販売する古本屋さんも増えていますよ。
スタッフは店主一人という古本屋さんが多いですが、うちのように家族で営んでいるところもあれば、数十人のスタッフを抱えているところもあります。
古本屋さんそれぞれの考え方や個性によって、仕入れも販売方法も違ってくるということです。
エーブックは今年で26年目。その時々の時代に合わせて、仕入れも販売方法もかなり変わってきました。まだまだ改善の余地はあると思いますし、欲しい方に欲しい本を届ける、もっと良い方法があるとも思っています。また、本来なら捨てられていたかもしれない貴重な書籍を拾い上げる方法も、相変わらず模索しています。





