【出張買取】村上春樹翻訳「レイモンド・カーヴァー全集」全8巻

村上春樹が群像新人文学賞「風の歌を聴け」で世の中に出てきた時、うまい翻訳家のような文章と誰かが評していたのを覚えています。

内容も日本の神戸が舞台で、日本人の大学生が主人公。

当時の私と同世代でありながら、海の向こうの若者の話を読むような気がしたものです。

そんな村上春樹が1983年、文芸雑誌「海」で翻訳、紹介したのが、レイモンド・カーヴァー。

短編小説や中編小説の名手として、ヘミングウェイやチェーホフと並び称されることもあるレイモンド・カーヴァーを日本に最初に日本に紹介したのが村上春樹というのが、なんとも天才は天才を知るというところでしょうか。

さて、今回、名古屋市千種区での出張での大量にお譲り頂いた書籍の中のひとつが、このレイモンド・カーヴァーの全集。

中央公論社から発行されていて、全8巻です。

もちろん、翻訳は村上春樹。

書斎の本棚において置きたくなる装丁ですね。