東京出張 中央市でのとんでもニュース

昨日の月曜日は神保町にある東京古書会館で開催の中央市でお仕事です。

少したまっていた荷物の出品と良品があったら仕入れ。

情報交換や日々変化がある相場を知るのも大きな目的です。

日曜日のお昼すぎに事務所を出て、夕方に到着。

道中はアマゾンプライムでダウロードした映画を観賞です。

月曜日は東京古書会館の駐車場のシャッターが開く朝7時半に間に合うように会館に行き出品作業。

今回は点数もボリュームも少なめなので30分もしないで作業完了。

ホテルに戻ってもうひと休みしたあとにあらためて出発。

東京に行く楽しみのひとつは食事。

神保町はカレーの美味しい店がいっぱいあり、その中でも老舗のキッチン南海で今回はランチをしてみました。

神保町には小学館、集英社など大手出版社もたくさんあり、周りの話し声にもついつい耳がいってしまいますね。

今回の中央市は荷物は全体に少なめでしたが、私が欲しいものがいくつかあり、大興奮です。

古本屋をはじめてもうすぐ20年になろうとしていますが、今でも珍しい本に出逢えると小躍りするほどの喜びを感じます。

ついつい知り合いの古本屋さんたちと話す声も大きくなりがちですね。

さて、市場のさなか、とんでもないニュースが飛び込んできました。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190128-00010001-teikokudb-ind

古本業界では大手中の大手である天牛堺書店さんが破産したというものです。

古本屋の中にはブックオフをはじめ複数店舗を経営しているところは他にもいくつもありますが、天牛堺書店さんは新古書店とは違い、昔ながらの古書を扱い、古本の組合市場も売りに買いにフルに利用されていました。

仕入れには東京、名古屋の市場にも定期的に出られており、大量買い。

知識も半端なく、私達が市場に安心して出品ができる理由にもなっていました。

新刊書店も併設していたので、普通の古本屋さんというわけではありませんが、古本業界にとってはかなり衝撃のニュースです。

少なからず今後の市場運営にも影響が出てくることでしょう。

エーブックは破産する要因となる借り入れもありませんので、心配はありませんが、気持ちをひきしめて古本屋の商売をしていこうと改めて思った次第です。