- 愛知県名古屋市中区
- 出張買取
エーブック店長よりコメント
ボウリングブーム全盛期のボウリング雑誌をお譲り頂きましたのでご紹介します。
ボウリングの歴史
ボウリングの歴史を調べてみて驚いたのは日本ではじめての施設ができたのは幕末だったとか。
ピンは人力で立てていたのでしょうか。
長崎が発祥の地ではないかとして長崎ボウリング連盟の方の熱い記事があることもわかりました。
100年ほど経過した1970年頃、テレビ番組の影響でしょうか、中山律子さん、須田開代子さんといったスタープロボウラーが誕生。
ボウリングブームが起きます。
今回買取させて頂いたのはその頃に壮観された雑誌ですね。
ヤングボウル 鶴書房 1971年創刊
創刊号は中山律子さんの美しいフィニッシュ姿が表紙。
矢島純一のスイング分析がカラーアルバムとしてグラビアを飾っています。
71年夏号には芸能人ボウリング大会の様子を特集。
内容を見ると、プロの競技を観賞するというだけでなく、読者自身もボウリングプレーヤーとなることを前提にしていることがわかります。
発行元の鶴書房は藤子不二雄のはじめての単行本「UTOPIA 最後の世界大戦」を世の中に出したことでも知られる出版社ですね。
ボウリングファン 1963年頃創刊
1964年には第2巻が発売になっていたようなので創刊は1963年頃と思われるボウリング雑誌の中では古く、まだボウリングブームが日本で起きる前に存在したと思われます。
今回買取させて頂いたのは1970年10月号/12月号、1971年3月号/5月号、1972年1月号の5冊。
中山律子の綴込みピンナップポスターがつくなど、プロボウラーがスターになっていたことがよくわかります。
スターボウラー ボウリングライフ
ボウリングブーム当時に発売になっていたボウリング雑誌は他にもスターボウラー、ボウリングライフもありまして、こちらも買取させて頂きました。
ボウリングライフは1970年創刊号から1971年2号3号の3冊の買取でした。
ボウリングのファッションがグラビアで紹介。
当時、ボウリングすることが若者にとってファッションの一部だったことが伺えます。
実は娘は名古屋市内にあるボウリング場で4年間アルバイト。
今でも熱心な方たちがボウリング場に通われていることをよく聞かされています。
1970年代は大ブームで名古屋市内にもいくつもボウリング場はありましたが、徐々に閉鎖。
しかし、今残っているところは固定ファンがいるようです。
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