【出張買取】タレントサイン色紙、相撲番付他

今回の出張は名古屋市名東区。

中区鶴舞にある古書会館に荷物を整理しに行こうと向かっている途中の車の中でお電話を頂き、急遽予定を変更して名東区のお宅にお伺いすることにさせて頂きました。

元々、司馬遼太郎全集のご依頼。

司馬遼太郎全集は第一期の３２巻まではよく見かけ、値段もそれほどではないのですが、第二期、第三期までの68冊まで揃っていると珍しいです。

残念ながら、２冊ほど友人にお貸ししたまま戻ってこないそうですが、欠け巻はネットで揃えることもできそう。

ということでお伺いしましたが、車の中で十分にお話をしっかり聞かなかったのがいけませんでした。

司馬遼太郎全集が60数冊あるということだったのでてっきり第三期までの揃いと思ったのですが、本棚を見せて頂くと第一期までと、司馬遼太郎の単行本が30冊ほど。あわせて60数冊。

申し訳ありません。

電話でお値段を言ったのは68巻まで揃ってのお値段でして、32巻までの第一期で欠けがあってはウチではほとんどお値段をつけられません。

とお伝えします。

その横にあった時代小説の文庫本のみを買わせて頂こうかとご相談していたところ、棚の端に気になる色紙を発見。

「こちらはどなたのですか？」とお訊きしたところ、若いころに仕事でもらったものとのこと。

なんと、沢口靖子、夏目雅子などのものがいっぱいでした。

さらに生写真も。

こちらでは目いっぱいの金額を査定。

残念なことに為書きがありましたので、その分は値引きさせて頂きましたが、司馬遼太郎全68巻が揃っていたよりも高い査定です。

お話していると、こんなのダメだよね、と出して頂いたのが、大相撲の番付と、横綱琴櫻のサイン色紙。

お父さまが後援会に入っていたのだとか。

更に掛け軸をかける時に使用する矢筈も買わせて頂きました。

お仕事されていたのが広告宣伝関係でそれでサイン色紙などがあるのだかと。

本当は一番好きで欲しいのはその時に使用していたポスターとか、ノベルティ、カレンダーなんですけど、ありませんか？とお尋ねしたところ、それは全部処分してしまったとのこと。

処分されていくお宝ポスターの光景が目に浮かび、一瞬クラッとしたほどです。

夏目雅子のクッキーフェイスのポスター・・・あったのかなぁ。

兎にも角にも思わぬ楽しい出会いとなりました。

今回のように思わぬものが高くなるか場合がございます。

こんなものがあるけどどうだろうか？と遠慮なくご相談ください。