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エーブック店長よりコメント
男性ファッション雑誌メンズクラブは1954年に「男の服飾」として創刊。
1963年に「メンズクラブ」に改名。
現在も発行が続いている老舗であり、長寿の男性ファッション雑誌です。
創刊当初からアイビールックを取り上げることが多く、1973年から増刊号としてアイビー特集号を発売。
売れ行きが良かったのでしょうか、1976年までに5冊も発売となっています。
今回お譲り頂いたのがその第1集から第5集まで。
見ての通り、かなり読み込まれているようで、美品とは言い難いですが、50年の月日が経っているので致し方なく、またこの状態でも欲しい方がいらっしゃる書籍になります。
増刊として発売されたのはこちらの5冊だけとようですね。
アイビールックは、アメリカの東海岸に位置する名門大学群「アイビーリーグ」に通う学生たちのファッションスタイルに由来するクラシックなスタイルです。1950年代から1960年代にかけて、特に若者の間で流行しました。その特徴は、シンプルで上品なデザイン、着心地の良さ、そして上質な素材の使用にあります。日本でも1960年代に人気を博し、当時の若者文化に大きな影響を与えました。
アイビールックの基本的な要素には、ボタンダウンシャツ、クレストのついたブレザー、チノパンツ、ローファー、ネクタイといったアイテムが含まれます。特にボタンダウンシャツは、アイビールックの象徴的なアイテムで、胸元のボタンが特徴的です。ブレザーはシンプルながらも洗練されたデザインが特徴で、日常使いからフォーマルな場面まで幅広く活躍します。チノパンツは、カジュアルながらもきちんと感を保つために最適な選択肢です。ローファーは紐のない靴で、履きやすさと上品さを兼ね備えています。ネクタイはシンプルなデザインのものが好まれ、全体のコーディネートを引き締める役割を果たします。
アイビールックは、単なるファッションの一形態にとどまらず、当時のアメリカ文化や価値観を象徴するスタイルでもありました。上質なアイテムを長く愛用し、シンプルでありながらも気品のある装いを重視するスタイルは、エリート意識や伝統を重んじる姿勢を反映しています。また、このスタイルは、自由で独立した精神を持つ若者たちに支持され、彼らのアイデンティティの一部として根付いていきました。
日本では、1950年代後半から1960年代にかけて、VANジャケットなどのブランドがアイビールックを取り入れた商品を展開し、若者たちの間で大きな人気を博しました。特に学生服の代わりとしても受け入れられ、当時の日本のファッションシーンにおいて一大ブームとなりました。
アイビールックは、その後も定期的にリバイバルされ、今日に至るまで多くのファッション愛好者に愛されています。シンプルでありながらも洗練されたスタイルは、時代を超えて人々に支持され続ける要素を持っています。
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