【出張買取】機動戦士ガンダム記録全集 全5巻セット|グラシン紙はとるべきなのか?

ご依頼いただき、ありがとうございます!

エーブック店長よりコメント

名古屋市千種区で1970年代後半から1980年代のアニメ関係の書籍を大量にお譲り頂きました。

その中から今回ご紹介するのは『機動戦士ガンダム記録全集 全5巻』です。

『機動戦士ガンダム 記録全集』は、1979年に放送されたアニメ『機動戦士ガンダム』の制作元である日本サンライズ(現・サンライズ)から1980年に刊行された公式資料集です。全5巻構成で、さらに「台本全記録」を加えた全6冊セットとして知られています。当時のアニメファンにとっては憧れのアイテムであり、現在でも高い評価を受けています。

今回お譲り頂いたのは「台本全記録」以外の5巻。

各巻は、アニメ『機動戦士ガンダム』のエピソードや設定資料を網羅的に収録しています。例えば、第1巻では第1話「ガンダム大地に立つ!!」の詳細な解説や、制作スタッフ・声優陣のコメント、キャラクターやモビルスーツの設定資料などが掲載されています 。
また、各巻には見開きポスターや豊富なビジュアル資料が含まれており、当時のアニメ雑誌の付録に匹敵する内容となっています 。

今回お譲り頂いた大半の書籍がカバーにグラシン紙がかけてありました。

グラシン紙は戦前や戦後直後は高級書籍、美術書などに表紙、口絵に出版社がかけてあることがよくありました。目的は主に「印刷面の摩耗防止」「日焼け防止」。高級感の演出もあったと言われています。

昭和30年以降、コレクターが自分でグラシン紙をかけるということが流行り、今回お譲り頂いた書籍にもグラシン紙がかけてあったということです。

確かに、50年ほど経過していてもグラシン紙はヤケていますが、本体はヤケがなくキレイなまま。グラシン紙をかけていた意味を感じます。

古本屋として悩ましいのは、販売時に剥がすか、そのままにしておくかということです。

剥がした方がキレイな状態がわかります。

しかし、また次の方が何十年と保管されるとしたら、そのままにしておいた方がいいのかなとも思うわけです。

また剥がさないと本体の状態がわからないですし、剥がしてしまうとまたかけなおすのが困難というのも問題なのです。

今回はそのままかけたまま販売させて頂きました。

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