- 愛知県名古屋市千種区
- 出張買取

エーブック店長よりコメント
映画「ルパン三世 カリオストロの城」のポスターを2種類お譲り頂きました。
まずはB2サイズのこちら。
背景にカリオストロ城が大きく描かれ、たくさんのキャラクターが見える前で、ルパン三世とクラリスが脱出しようとしているシーンが描かれています。
1979年「ルパン三世 カリオストロの城」の劇場公開時のポスターと思われます。
もう1枚はB1サイズと大きく、「ルパン三世 カリオストロの城」のパンフレットの表紙と同じ絵柄。
暗めのトーンとシリアスな構成で、作品のサスペンスや陰謀性を強く打ち出しています。クラリスがうなだれているのも作品の影の部分を象徴しているといえますね。
同時に劇場用のプレスシートもお譲り頂きました。
1979年に公開されたアニメ映画『ルパン三世 カリオストロの城』は、日本アニメーション史において特別な存在感を放つ作品です。モンキー・パンチ原作の『ルパン三世』を基に、宮崎駿が初めて劇場用長編アニメの監督を務めた本作は、当初の興行成績こそ振るわなかったものの、現在では「名作」として語り継がれ、国内外の多くのファンに愛され続けています。
物語は、怪盗ルパン三世と相棒の次元大介が、ヨーロッパの小国カリオストロ公国に潜入するところから始まります。狙うのは、世界の通貨を揺るがす「幻の偽札」の謎。その途中で出会うのが、結婚を強制されている美しい王女クラリス。彼女を助けるため、そして偽札の真相を暴くために、ルパンはかつてない危険な冒険に挑みます。
この作品の特徴は、従来のルパン像とは一線を画した“ヒーロー然とした”ルパンの描写にあります。ユーモラスで軽快ながらも、クラリスを守る姿には誠実さや哀愁が滲み、観客の心を打ちます。宮崎駿は、原作のルパンとは異なる“優しさ”を前面に押し出し、彼自身の世界観を強く反映させました。
また、舞台となるカリオストロ公国の美術背景や建築描写も見逃せません。湖畔に佇む古城、石畳の街並み、スリリングなカーチェイスが繰り広げられる山岳道路——どのシーンも、手描きアニメならではの温かみとリアリズムが共存し、視覚的にも豊かな世界を形作っています。特に序盤のフィアット500による追跡劇は、アニメ史に残る名シーンのひとつです。
音楽を担当したのは大野雄二。テーマ曲「炎のたからもの」は、作品の持つ郷愁とロマンを美しく表現しており、映画の余韻を深める重要な要素となっています。
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