宮崎駿監督作品ポスター 天空の城ラピュタ/風の谷のナウシカ/名探偵ホームズ

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エーブック店長よりコメント

最近、宮崎駿監督作品のポスターが連続で入荷しましたので、まとめてご紹介します。

ルパン三世 カリオストロの城 1979年

『カリオストロの城』は、宮崎駿にとって劇場アニメーション映画の初監督作です。それまでTVアニメや原画・演出を担当していた彼が、はじめて商業的な長編映画の全体を指揮することになりました。

『カリオストロの城』のルパンは、従来の「悪党寄り」「大人の男」ではなく、ユーモアがあり、優しく、正義感のあるキャラクターとして描かれています。

これについては原作ファンや原作者モンキー・パンチから「ルパンらしくない」との批判もありましたが、宮崎駿は自分なりのヒーロー像を重ねた結果であり、この人間味のあるルパン像は、多くの観客に支持されました。

名探偵ホームズ 1984年

『名探偵ホームズ』は、宮崎駿にとって「ジブリ以前の円熟期を示すテレビアニメ作品」であり、彼の作家性や職人技が色濃く表れた重要な作品です。

風の谷のナウシカ 1984年

『風の谷のナウシカ』は、宮崎駿にとって非常に特別で転機となる作品です。彼のキャリアや思想、アニメーション業界に対する姿勢を象徴するような存在であり、いくつかの意味で「原点」とも言える作品です。

それまで宮崎駿は東映動画やテレコム・アニメーションなどのスタジオで商業作品を監督していましたが、『ナウシカ』は自身の思想・世界観を全面に押し出した作品でした。

『ナウシカ』の映画化は、のちのスタジオジブリ設立(1985年)につながります。

天空の城ラピュタ 1986年

『天空の城ラピュタ』は、宮崎駿にとって「スタジオジブリの第一作」かつ「少年の冒険活劇への原点回帰」とも言える、非常に重要な作品です。彼のキャリアや表現において、確立と転換の両面を持つ作品でもあります。

『風の谷のナウシカ』の成功を経て設立されたスタジオジブリにおいて、初めて制作された劇場用アニメが『天空の城ラピュタ』です。

魔女の宅急便 1989年

『魔女の宅急便』(1989年)は、宮崎駿にとって少女の成長を正面から描いた初の本格的な作品であり、同時に「日常の中のファンタジー」を確立した重要な転機の作品です。

これまでの冒険活劇的な作風から一歩踏み出し、より繊細で現代的なテーマ(自立、不安、思春期のアイデンティティ)を描いた、非常に個人的な作品でもあります。


現在、宮崎駿監督作品をはじめ、アニメ、特撮のポスターをネット販売すると、ほとんどが外国人の方に購入されます。

それだけ海外での宮崎駿監督作品、日本アニメが人気が高いということですね。

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