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エーブック店長よりコメント
今回は昭和特撮ファンにはたまらない一冊、『怪獣カラー図鑑 宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン』をお譲り頂きました。

1971年(昭和46年)に秋田書店から発行された、いわゆる怪獣図鑑系の児童書です。

【発行】
秋田書店
昭和46年8月10日 初版発行
昭和46年12月10日 3版発行

特撮テレビ番組「宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン」に登場する怪獣やキャラクターを、カラー写真中心で紹介した図鑑。

スペクトルマンや宇宙猿人ゴリをはじめ、劇中に登場する怪獣の解説や設定、写真資料が収録。

巻頭にはスペクトルマンの紹介ページ、本文には怪獣ごとの解説や資料、巻末には作品に関するテキストや資料ページを掲載。

昭和特撮ブーム期の資料性の高い一冊になっています。

単なる怪獣紹介ではなく、内部構造、生態設定、戦闘能力など、設定資料的な価値が非常に高いです。

スペクトルマンは、ちょっと珍しい「タイトルが途中で変わった特撮作品」です。
この変遷を知ると、作品の方向性や時代背景も見えてきます。
①『宇宙猿人ゴリ』(放送開始~途中まで)

主役はヒーローではなく「悪側」。
公害や人類批判など社会風刺が強く、タイトル通り「ゴリ」が主役のような扱いで、今のヒーロー番組とは真逆の構造でした。
②『宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン』
ヒーロー(スペクトルマン)が前面に出てくる視聴者にわかりやすい構図へ変更
「対決もの」として整理された段階。

子ども向け番組としてのバランスを取り始めた時期です。
この図鑑はその頃に発売されたものということですね。
③『スペクトルマン』
一般的な特撮ヒーロー番組の形に視聴率や人気を意識した変更。
現在知られているタイトルはこれです。

タイトルが変わった理由は大きく3つあります。
① 内容が難しすぎた
初期は公害問題などを扱い、
子ども向けとしてはかなり重い内容でした。
② ヒーローが目立っていなかった
当時の子ども番組としては珍しく、敵側(ゴリ)が主役的だったため違和感があった。
③ 商業的な調整
玩具展開、視聴率、分かりやすさを出すため、 「スペクトルマン」を前面に出す必要があった。

こんな当時の背景を知るとよりこの図鑑の愛おしさがましてきますね。
貴重な一冊をありがとうございました。
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