♪ 君とよくこの店に 来たものさ
訳もなくお茶を飲み 話したよ
学生でにぎやかな この店の
片隅で聴いていた ボブ・ディラン
私がボブ・ディランの名前を知ったのはガロが歌った「学生街の喫茶店」でした。
大学生になるとこんな生活が待っているんだと妙にワクワクしたのを覚えています。
かぐや姫が歌った「神田川」「赤ちょうちん」なども違う意味でワクワクしましたね。
今回ボブ・ディランが受賞したノーベル文学賞は村上春樹が毎年ノミネート。
村上春樹といえばデビュー作「風の歌を聴け」。
こちらも大学生が帰省したひと夏の話が中心で大学生になったらオシャレなバーに入り浸り、友達ができるのかなぁと思っていましたが残念ながらそこまでお酒も飲めるようにならなかったし、そんな話しはありませんでした。
やはりボブ・ディランをしっかり聴き込んでいかなかったのが問題だったのでしょうか。
先日入荷した月刊プレイボーイの中にボブ・ディランのインタビューが10ページ以上に渡り掲載されている号がありました。
今までは見向きもされない号でしたが、このタイミングだけに高値で売れてくれるのではと期待しています。
しかし、実際に売れるかどうかは「風に吹かれている」。