機動戦士ガンダムの第一回が放送されたのは1979年。
なんと35年も前になるそうです。
日経エンタテインメント!2014年9月号の特集記事に誕生秘話が掲載されていました。
「ロボットもので何か新しいことをやろう」とアニメ制作会社サンライズが声をかけ、安彦良和などがアパートの一室に集まり、会議が開催。
70年代の勧善懲悪もの、松本零士作品を中心としたSFブームも終わり、さぁ、どうしようかの状態の中、富野喜幸が書いた企画書にアイデアブレーンの高千穂遙がパワードスーツという概念を持ち込み、マジンガーZの時代にはなかったロボット=兵器というガンダムが誕生したのだとか。
主人公はそれまでの少年ヒーローの逆をいくアムロですんなり決定。
マジンガーZの主人公兜甲児はやんちゃながらも実は正義感あふれる少年。
まったく違うタイプの主人公に最初戸惑ったものですが、こういった流れがあったんですね。
マジンガーZなどのアニメがあってこそ誕生したという事実には当たり前ながらも感慨深いものがあります。
30周年には等身大のガンダムが作成され、今年35周年には「機動戦士ガンダムユニコーン」の最終章、「ガンダムGのレコンギスス」「機動戦士ガンダムTHE ORIGIN」などの映像作品を中心に様々なイベントが展開されるとか。
ガンダムファンだけならずとも楽しみです。