車の修理書、一般に「サービスマニュアル」や「リペアマニュアル」とも呼ばれるものは、自動車のメンテナンス、修理、分解、組み立てに関する詳細な指示や情報を提供する専門書です。これらのマニュアルは、自動車メーカーが製造する車種ごとに作成され、以下のような内容が含まれます:
- 詳細な仕様: 車両の各部の仕様や寸法、材料などに関する情報。
- メンテナンススケジュール: 定期的なメンテナンス作業のタイミングや必要な作業内容。
- トラブルシューティングガイド: 一般的な問題や故障の診断方法と対処法。
- 修理手順: 各部品の修理や交換方法に関する詳細な手順とガイド。
- 分解・組み立ての指示: 車両の主要部分の分解、点検、組み立て方法。
- 配線図: 電気系統の配線図や回路図。
- 部品リスト: 交換が必要な部品のリストと番号。
これらのマニュアルは、プロのメカニックだけでなく、DIY(Do It Yourself)で車のメンテナンスや修理を行いたい個人ユーザーにも役立ちます。正確かつ具体的な情報が記載されているため、車両の状態を維持し、適切な修理を行うのに必須のツールです。ただし、特定の修理作業には専門的な知識や工具が必要な場合もありますので、経験やスキルに自信がない場合は、プロのメカニックに依頼することをお勧めします。
当時発売されていたものもありましたが、旧車として長く愛される車は必要に応じて修理書の復刻版が発売になることがあります。
今回はそんな復刻版の修理書が沢山ありました。
ダットサン ブルーバード 510型 整備要領書 1967年 復刻版 付録サービス周報
トヨタ カリーナTA10 12系/セリカTA20 22系 修理書 復刻版 平成7年復刻
ニッサン スカイライン C110系 整備要領書 1972年 復刻版
ニッサン スカイライン 2000GT-R KPGC110型 1973年 整備要領書 復刻版 サービス周報付
復刻が出るということはそれだけ旧車として愛され、今も乗り続けられている方が多い証。
それだけに必要性がある修理書、整備要領書は今でも求めている方が多数いるため、古本としても人気が高いのです。
はるばる遠くから沢山の書籍をお持ち込み頂きありがとうございました。