【持込買取】ふろく漫画『月光仮面』川内康範/桑田次郎

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エーブック店長よりコメント

昨年に大量にお譲り頂いた付録漫画雑誌などの中から気になるものをご紹介しています。

今回は付録漫画雑誌『月光仮面』。

「少年クラブ」「ぼくら」の付録として発売された漫画『月光仮面』です。

「月光仮面」(げっこうかめん)は、1958年から1959年にかけて日本のテレビ番組として放送された冒険活劇で、その後、さまざまなメディアで展開されたキャラクターです。原作は川内康範で、宣弘社とKRテレビ(現在のTBSテレビ)が制作しました。月光仮面は、日本のヒーロー番組の元祖とされ、その影響力は大きいです。

番組は「タケダアワー」の一環として放送され、平均視聴率が40%を超え、最高では67.8%の視聴率を記録するなど、子供たちに圧倒的な人気を博しました。主人公はどこか神秘的な存在で、正体不明のヒーローとして描かれ、悪を退治しながら「憎むな!殺すな!赦しましょう!」という理念を掲げています。月光仮面は二丁拳銃を使いこなす技量を持ちながらも、命を奪うことはせず、悪人を懲らしめるだけという姿勢を取ります。

月光仮面は、探偵の祝十郎(いわゆる「月光仮面の正体」とされることが多いが、断定はされていない)が姿を消すと現れます。また、助手の五郎八や本名不明の女性助手、探偵事務所に住む小学生など、個性的なキャラクターが登場します。

このキャラクターはテレビだけでなく、映画化、アニメ化、さらにはギャグアニメ「ごぞんじ!月光仮面くん」(1999年-2000年)など、多様な形でメディアミックスされています。アニメ版では1972年に「正義を愛する者 月光仮面」として全39話が放送され、キャラクターのデザインが一部変更され、ヘルメットを被るなど、より現代的なビジュアルにアップデートされました。

「月光仮面」のコンセプトは、日本における特撮ヒーローの先駆けとなり、後世の多くのヒーローに影響を与えました。また、主題歌「月光仮面は誰でしょう」は、近藤よし子が歌い、10万枚以上のレコードが売れるなど、音楽面でも大きな成功を収めました。

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