【出張買取】北条一鴻「三元奇門遁甲 星の巻/月の巻/九曜の巻上/九曜の巻下」北条兵法塾

北条一鴻（ほうじょう いっこう）による「三元奇門遁甲（さんげんきもんとんこう）」は、中国伝統の奇門遁甲と三元九運理論を融合し、独自に発展させた占断・方位術です。

そんな北条一鴻の貴重な書籍を復刻させたのが今回、お譲り頂いたこちらの４冊です。

奇門遁甲とは

古代中国の兵法や方位術で、天盤・地盤・人盤の三層構造を使い、吉凶を見極め行動を計画する術です。天干や三奇・六儀、八門（飛宮法では九門）、九星、陰陽五行などを駆使します。

東林書や三国志にも登場し、諸葛亮、左慈らが用いたと伝えられます。

北条一鴻は、奇門遁甲に三元九運理論を統合し、さらに日本の暦法や日常占いの枠に応用可能な体系にまとめた占法を提示しました。

著書としては、たとえば『諸葛孔明の占術 三元奇門遁甲』（1984年、新門出版社）、『三元奇門遁甲密儀 占断の真伝』などがあり、歴史的に高い的中率を謳っています。

「三元奇門遁甲を八字（四柱推命）と結合した推命術」として紹介されていることもあり、三元理論を活用した命占術への展開も行われているようです。