【出張買取】佐山聡『シューティング入門』『シューティング上達編』を買取しました|初代タイガーマスクが築いた総合格闘技の原点

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佐山聡『シューティング入門』『シューティング上達編』
佐山聡『シューティング入門』『シューティング上達編』
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佐山聡『シューティング入門』『シューティング上達編』
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エーブック店長よりコメント

佐山聡(佐山サトル)による格闘技技術書『佐山聡のシューティング入門』と『佐山聡のシューティング上達編 パンクラチオンへの道』を買取しました。

佐山聡『シューティング入門』『シューティング上達編』

ともに講談社から刊行された、シューティング(現在の修斗)の技術と思想を伝える重要な資料です。

『佐山聡のシューティング入門』

『佐山聡のシューティング入門』は、ボクシング、レスリング、柔道、サンボなど、さまざまな格闘技の技術を取り入れ、「打つ・蹴る・投げる・極める」を総合的に体系化した技術書です。講談社も本書を「格闘技の集大成、シューティングの技術書」と紹介しています。

現在ではMMA(総合格闘技)という言葉も競技も広く定着していますが、本書が刊行された時代には、打撃と組技、関節技を一つの競技体系としてまとめるという発想自体が先駆的なものでした。

写真を豊富に使用し、構えやパンチ、キック、テイクダウン、関節技などを実演形式で解説。単なるプロレスラーのタレント本ではなく、日本における総合格闘技の成立過程を知ることができる技術資料としても興味深い一冊です。

『佐山聡のシューティング上達編 パンクラチオンへの道』

『シューティング上達編』は、入門編からさらに踏み込み、シューティングの技術をより実戦的に解説した一冊です。

掲載写真を見ると、ミドルキックなどの打撃技術について、身体の使い方や重心、フォームを連続写真によって細かく説明しています。「良い例」「悪い例」を比較しながら解説するなど、実際のトレーニングを意識した構成になっています。

副題の「パンクラチオンへの道」も象徴的です。佐山聡が創始した修斗は、古代オリンピックの格闘競技パンクラチオンの復興を掲げ、打撃と組技を統合した総合格闘競技として発展しました。日本修斗協会によれば、修斗は1984年に佐山聡によって創始されています。

佐山聡(佐山サトル)とは

佐山聡さんは1957年山口県生まれ。新日本プロレスに入門し、海外修行を経て1981年に初代タイガーマスクとしてデビューしました。

華麗な空中殺法とスピード感あふれるファイトスタイルで、それまでのプロレスのイメージを大きく変え、初代タイガーマスクは社会現象ともいえる人気を獲得します。

しかし、佐山聡さんの格闘技史における功績は、初代タイガーマスクだけではありません。タイガーマスク引退後はUWFなどを経て、シューティング、現在の「修斗」を創始。打撃、投げ、関節技を統合し、ルールや選手育成制度を備えた競技として総合格闘技を体系化していきました。

現在のMMAが世界的なスポーツとなったことを考えると、1980年代に佐山聡さんが構想していたシューティングの先進性がよく分かります。

佐山聡『シューティング入門』『シューティング上達編』

初期MMAの歴史を伝える格闘技資料

『シューティング入門』『シューティング上達編』は、技術書であると同時に、日本の総合格闘技がどのように形作られていったのかを記録した資料でもあります。

特に初代タイガーマスク、UWF、修斗、総合格闘技の歴史に関心のある方にとって、当時の技術体系を写真と文章で確認できる書籍は貴重です。『シューティング入門』は後年、増補改訂版として復刊されており、その歴史的評価の高さもうかがえます。

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