- 愛知県名古屋市中区
- 出張買取

エーブック店長よりコメント
1980年代を中心としたセイコーウオッチカタログをお譲りいただきましたのでご紹介します。

販売店向けの仕入れ用カタログやドルチェ・ダイバー・グランなどのブランド別カタログ、さらにクロックカタログまで揃った貴重な内容です。

今回お譲りいただいたのは、1979年から1989年頃までのカタログが中心で、まとまった年数が揃っているコレクションでした。
セイコーとはどんな会社?
セイコーのルーツは1881年、服部金太郎が創業した「服部時計店」にまでさかのぼります。1892年には時計製造工場「精工舎」を設立し、日本を代表する時計メーカーへと成長しました。1913年には国産初の腕時計「ローレル」を発売し、その後も数々の革新的な製品を生み出しています。

1969年には世界初のクオーツ腕時計「クオーツ アストロン」を発売。これをきっかけに世界の時計産業は大きく変化し、「クオーツショック」と呼ばれる時代が訪れました。日本の時計技術が世界をリードした象徴的な出来事として知られています。

1980年代はセイコーが最も勢いのあった時代
今回のカタログが作られた1980年代は、セイコーにとって非常に充実した時代でした。

クオーツ技術が成熟し、
- ドルチェ
- グラン
- ダイバーズ
- デジタルウォッチ
- ドレスウォッチ
- レディースモデル
など、用途ごとに細かくシリーズ展開され、時計を複数所有する人も増えていきました。

薄型化・高精度化・デザインの多様化が進み、まさに日本の時計メーカーが世界市場を席巻していた時代でもあります。
なぜ1980年代のカタログに人気があるのか?
一見すると古い商品カタログにしか見えませんが、時計ファンにとっては非常に価値のある資料です。

理由はいくつかあります。
当時のラインナップを確認できる
現在では生産終了しているモデルも数多く掲載されています。

中古市場では型番だけでは仕様が分からないことも多く、カタログはオリジナル仕様を確認するための重要な資料になります。

復刻モデルとの比較ができる
近年は1980年代デザインを復刻したセイコーも増えており、当時のカタログはデザインや仕様を比較する資料としても人気があります。

デザイン資料としても面白い
1980年代独特のレイアウトや写真、広告デザイン、書体などは当時の時代性を感じられます。

時計だけでなく、昭和デザイン資料として収集される方も少なくありません。

カタログは「資料」として価値があります
時計そのものは残っていても、その当時の純正カタログは意外と残っていません。

特に販売店向けの仕入れ用カタログは一般には流通量が少なく、
- モデルの発売時期
- 定価
- ケース素材
- ムーブメント
- バリエーション
などを確認できるため、時計専門店やコレクターにとって重要な資料となっています。
近年はヴィンテージセイコー人気の高まりを受け、専門書や資料集も出版されるなど、当時のカタログへの注目度も高まっています。
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