- 愛知県名古屋市中区大須
- 持込買取
エーブック店長よりコメント
おはようございますっ!
早いもので2017年の2月もあと一週間ですね。
いまだに今年の目標などを決めていないエーブックです(笑)
さて、昨日お持ち込み頂いたのは2015年まで緑区に住んでいた時は2ヶ月に1回程度の割合で持込にてご来訪頂いていた方。
引越してからはじめての大須への訪問でした。
ありがとうございます。
エーブックにとってお客様は師匠でもあります。
私達たちも日々、いろいろな本に触れ、勉強させて頂いていますが、元々興味があって、買い集められているお客様にはとてもかないませんね。
こちらのお客様は哲学や宗教に関してはかなりの知識の持ち主で、毎回教えてもらってばかりです。
今回もいろいろな人のことを教えてもらって感謝です。
相変わらず、名古屋市中区の丸太町交差点近くにある古書会館で不定期で開催の即売会にも通われているようです。
本好きという方はこういう方のことを言うんだなぁと毎回関心させられます。
さて、そういう私も本好きからこの世界に入ったひとりで、本好きの方たちからしてみたら、様々な本が入ってきてなんとも羨ましい仕事だと思われるようですが、なかなかそう簡単にいかないもんだと最近思ったりしています。
というのも、どれだけ自分が読みたかった本、書いたかった本が買取で入ったとしても、それは商品であるという気持ちがあってか、読むに至らないんですよね。
で、すごく矛盾しているようですが、新刊書店で欲しい本は買って読んでいます。
おかしなもので読んでる最中の買取で同じ本を仕入れることになったりして、何やってるんだぁと思うことも何度かありました。
昨夜読んだのは弘兼憲史のコミック「黄昏流星群」。
弘兼憲史といえば、構成や背景などをしっかりと描ける漫画家で大好きなのでしたが、今回読んだ作品もまさにそれ、素晴らしかったです。
黄昏流星群は黄昏と言われる世代の人たちの老いらくの恋やロマンを中心に描いた読み切り作品集。
今回は「武士の星空」という江戸時代の話です。
武家社会の悲しみやそれゆえの儚い恋などが描かれていて秀逸でした。
小学館のサイトから、あらすじを少しご紹介します。
大川原藩の下級武士・白兼家の三男だった矢太郎。将来を案じていた矢先に藩の中級武士・三日月藤十郎に学問所での成績を見込まれて、三日月家の養子に。40歳で独身の養父・藤十郎の知識を継承し、藩に役立つ人間となるべく、江戸の昌平黌で学ぶよう送り出されたが…!?
これよりも、表紙に書いてある文章の方が全体像が見えますね。
さてさて話がそれました。
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