わたせせいぞうの世界展に行って来ました

松坂屋名古屋店で開催の「わたせせいぞうの世界展」を観に行ってきました。

わたせせいぞうさんが画業を開始して45年を記念しての開催で、サブタイトルはハートカクテルだったあの頃です。

当初はサクサクっと見て帰るつもりだったのですが、原画などの展示点数も多く、更に昔の作品を改めて描きなおし比較したものなど見応えもあって、思ったよりもゆっくりの観賞となりました。

会場は松坂屋名古屋店本館の７階。

横ではお中元コーナーが大きくスペースを取っていて、まだこんな風にお中元を皆さん送られているのだとちょっとビックリ。

今ではネットで行うのが当たり前と思っていたからちょっと昭和を感じてしまいました。

なんかポスターかなんだったら版画でも買って事務所に飾ろうかしらと思っておりましたが、残念ながらお財布にあうものがなく断念。

代わりにわたせせいぞうさん自身が見た1970年代、1980年代の風景を描いたイラスト集「あの頃ボクらは若かった」とポストカードを買ってきましたよ。

わたせいぞうさんの古本としての価値

さて、古本屋としてわたせいぞうさんの価値について記しておきます。

わたせいぞうさんの本は今でも好きで買い求められる方がよい作家さんですが、ハートカクテルなどをはじめ、ほとんどの書籍はよく売れましたので、現存するものが多く、揃っていたら買取は可能、バラですと買取は難しいということになります。

またわたせいぞうさんのファンの方は読めればよいだけでなく、美品を好む傾向がありますので、状態が少しでも悪いと買取は不可となりますのでよろしくお願いします。